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システム設定

システム設定画面の起動とシステム設定の変更

システム設定画面からシステム設定を変更します。 ここではIPアドレスの設定のようなシステム全体に関わる設定を行います。

システム設定画面の起動

ログインしたままの状態で、setupコマンドでシステム設定画面を起動します。


setup

  
setupコマンドはシステム設定画面を表示するためのコマンドです。
Devil Linux システム設定メニュー
Devil Linux システム設定メニュー

上図のようにシステム設定画面が表示されます。 なお、システム設定画面での操作は、以下のようになります。

キー 内容
カーソルキーの↑↓←→ 上下左右の項目へ移動します。
PgUp・PgDn ページ単位で移動します。
Tab 次項目へ移動します。
スペースキー 選択・オン/オフ切替を行います。
Enterキー 決定を行います。

システム設定の変更

システム設定は、Basic、Services、NET、DHCP、Otherのカテゴリに分類されています。 なお、LoginPWは管理者であるrootのパスワードの変更を行うための項目です。 また、Configは設定の保存を行うための項目です。

ここでは、Basic、Services、NETの各カテゴリについて設定を変更します。 各カテゴリについて以下の要領で設定を変更します。

<< Basic カテゴリ >>

Basicカテゴリでは、ホスト名やタイムゾーンといった基本的な設定を行います。 以下のようにホスト名やタイムゾーンを変更します。

項目 内容
Hostname 任意のホスト名を入力します。 なお、デフォルトのままにしてしまうと、VPNサーバ機とVPNクライアント機(支社)で重複してしまうため、必ず変更してください

例1) vpnserver
例2) vpnclient
TIMEZONE Asia/Tokyoを選択します。
KEYBOARD jp106を選択します。
(他の項目) 設定を変更する必要はありません。

<< Services カテゴリ >>

Servicesカテゴリでは、常駐するサービス(デーモン)の選択を行います。 以下のようにサービスを選択します。

項目 内容
NTPD オフからオンに変更します。
OPENVPN オフからオンに変更します。
ROUTING オンからオフに変更します。
SSHD オフからオンに変更します。
(他の項目) 設定を変更する必要はありません。
  
NTPDは時刻を同期するためのNTP(Network Time Protocol)サービスです。 OpenVPNではサーバ側とクライアント側の時刻が(数分程度でも)ずれているとエラーが発生しVPN接続が確立できなくなります。 時刻のズレを防止するためこのサービスを有効にします。
  
SSHDはネットワーク経由でログインするためのSSH(Secure Shell)サービスです。 各PCの電源投入のためにネットワーク経由でDevil Linuxにログインする際に利用するサービスです。
  
この時点ではNTPDサービスもSSHDサービスも起動が有効になっただけであり、設定は別途実施する必要があります。

<< NET カテゴリ >>

NETカテゴリでは、ネットワークに関する様々な設定を行います。 以下のように設定を変更します。

項目 詳細項目 内容
1NIC MODULE autoselectを選択します。
OPTMOD 未入力にします。
UseDHCP noを選択します。
DHCPSERVER noを選択します。
IP VPNサーバ機は、

 <VPNサーバ機のIPアドレス>

VPNクライアント機(支社)は、

 <VPNクライアント機(支社)のIPアドレス>

とします。

※物理LANカードのIPアドレス
NETMASK <サブネットマスク>
Additional PrimaryDNS <ルータのIPアドレス>

※VPNサーバ機は本社LAN側のルータ
※VPNクライアント機(支社)は支社LAN側のルータ
Gateway <ルータのIPアドレス>

※VPNサーバ機は本社LAN側のルータ
※VPNクライアント機(支社)は支社LAN側のルータ
(他の項目) 設定を変更する必要はありません。

システム設定が終了したら、Backでトップメニューへ戻り、Exitでシステム設定画面を終了します。

  
終了時に "Parting Notes" というタイトルのメッセージが表示されますので[OK]ボタンを押します。

なお、この時点では、設定情報はUSBフラッシュメモリには保存されていません

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UDEVの識別子ファイルの削除

設定情報をUSBフラッシュメモリに保存する前に、UDEVの識別子ファイルを削除します。 ログインした状態で、以下のコマンドを実行します。


rm /etc/udev/rules.d/*

これにより、UDEVの識別子ファイルが削除されます。

UDEVの識別子ファイルは、認識されたデバイスの識別子とデバイスファイル名の対応が記録されているファイルです。 例えば、

  • Realtek RTL8139

という識別子のネットワークインタフェースカードは、

  • eth0

に対応するというような内容です。

UDEVの識別子ファイルは、新たなデバイスが認識されると自動的に対応情報が追加されます。 そのため、一度対応付けが記録されたデバイスは、他のデバイスが追加されても、デバイスファイル名が変わってしまうことはありません。 一度、eth0と対応付けされれば、そのデバイスは、その後もeth0と認識され続けます。

通常の運用ではその仕組で問題ありません(というより、そのような仕組みであるべきです)。 しかし、起動用USBフラッシュメモリを他のPCに挿して起動した場合に問題となります。 UDEVの識別子ファイルにはすでにeth0があるため、新たなPCで見つかったデバイスはeth1からデバイスファイル名が割り当てられることになります。

Devil Linuxのシステム設定画面での1NICはeth0を指します。 よって、1枚目のネットワークインタフェースカードがeth0と認識されなければ不都合があります。 そのため、ここではUDEVの識別子ファイルを削除してから設定情報を保存します。

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設定情報の保存

設定情報をUSBフラッシュメモリに保存するために、ログインした状態で、save-configコマンドを実行します。


save-config

Do you still want to save? (y/n) というメッセージが表示されますので y と答えてください。 これにより、設定情報がUSBフラッシュメモリに保存されます。

  
CDから起動した場合は、設定情報の格納用のUSBフラッシュメモリに設定情報が保存されます。
  
USBフラッシュメモリから起動した場合は、起動用のUSBフラッシュメモリに設定情報が保存されます。
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再起動と設定情報の確認

ここでシステムを再起動します。 ログインしたままの状態で、

  • Ctrl + Alt + Deleteキー

を押下するとシステムが再起動します。 再起動が完了し、ログインプロンプトが表示されたらログインし、


hostname

と打ち込んでホスト名が正しく設定されていることを確認してください。 さらに、


ifconfig eth0

でネットワークが正しく設定されていることを確認します。

  
ifconfigの出力は、inet addrにIPアドレスが、Maskにサブネットマスクが表示されます。

続けて、


route

と打ち込んでデフォルトゲートウェイが正しく設定されていることを確認します。

  
Destinationが "default" の行のGatewayにルータのIPアドレスが設定されていることを確認します。

最後に、


cat /etc/resolv.conf

と打ち込んでネームサーバが正しく設定されていることを確認します。

  
nameserverの後ろにルータのIPアドレスが記述されていることを確認します。
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